■2015年12月19日(土)14:00~14:30

   どこの市町にもあると思いますが、私の住んでいる知多市にも「国際交流協会」があります。会長の安永さんをよく存じ上げているので、「早川さん、やってくれない」とのお誘いをいただき、篠笛を吹かせていただくことになりました。

 毎年この時期にクリスマスパーティーを開くのですが、名古屋大学の留学生を知多市民がホームステイで受け入れ、2泊3日程いっしょに生活をし、日本の家庭を体験してもらおう、という活動を行っており、そのホストファミリーとの対面式を兼ねているのです。写真はその対面式の様子です。全部で6人ほどの留学生が参加していました。今年はベトナム、韓国、中国、と東南アジアの人ばかりでした。そういえば、我が家でも10年ほど前にモンゴルの女子学生を受け入れたことがありました。

 普段の介護施設とは違って、外国人の観客も多く、年齢層も幅広い。いろいろ考えた末、その3カ国のよく知られた曲を演奏することにしました。べトナムは「美しい昔」、韓国は「釜山港へ帰れ」、中国は「夜来香(イエライシャン)」に決めました。ベトナムの「美しい昔」はベトナム戦争当時の辛く苦しい想いを歌った歌として、よく知られているそうで、日本では天童よしみさんが歌って知られるようになりました。その他、クリスマスなので「Let it goありのままで」のディズニーソングを演奏いたしました。私の篠笛以外では、「尾張萬歳」(国の無形文化財)や、インドネシアやフィリピンにある「アンクロン」という楽器の演奏がありました。

 

■2015年12月18日(金)10:45~11:20

   刈谷市の社会福祉協議会様のクリスマスパーティーにお誘いを受け、伺いました。今年の1月にお邪魔して以来の訪問です。わざわざご指名をいただいて、こんな光栄なことはございません。

 大きなホールに30名程のデイサービス利用者様が集まって毎年この時期にクリスマスパーティーを開催されるとのことです。大きな雪だるまもムードを盛り上げてくれていました。

 演奏曲目は「南国土佐を後にして」「月の沙漠」「青い山脈」「川の流れのように」「Let it go ありのままで」「きよしこの夜」「ふるさと」の7曲でした。クリスマス、ということでディズニーのLet it go、ときよしこの夜を準備しました。写真は「川の流れのように」を吹きながら皆さんのお席を回っているところです。最後に「ふるさと」を演奏中、前の方に座っていたおばあちゃんが、自分のふるさとを思い出したのか、盛んにハンカチで涙を拭いておられました。「ふるさとはどこですか?」とお尋ねしたところ、「九州です」とのことで、遠方ゆえなお一層故郷の懐かしさがこみ上げてきたのでしょうね。

 パーティーの出し物はこのあと、フラダンスなどがあり、皆さん楽しまれたことでしょう。前々からご準備くださいました、スタッフの皆さん、ありがとうございました。3月に再訪をお約束して終わりました。

 

■2015年12月2日(水)14:00~14:50

   安城市にありますデイサービス「みなみの風」様にお伺いしました。

 私の活動範囲も大府市、刈谷市、安城市へと広がり嬉しくもあります。

 この施設は利用者さんが10名程で、小ぢんまりとした佇まいでしたが、とてもアットホームな感じがして和やかに演奏することができました。曲目は「笛吹童子幻想曲」「月の沙漠」「南国土佐を後にして」「美しき天然」「青い山脈」「川の流れのように」「涙そうそう」「ふるさと」を演奏しました。篠笛の説明では何本か笛を回覧してチャレンジしてもらいましたが、音が出ませんでしたね。また、美しき天然では三拍子の太鼓を叩いてもらいましたが、みなさん結構お上手に叩いてくれました。拍手拍手!! やはり、利用者さん参加型の曲は盛り上がりますね。

 最後に「何かリクエストございますか?」との問いかけに「上を向いて歩こう」を要望され、皆で大声で歌いました。あっという間に時間が過ぎてしまいました。寺田さんはじめ、スタッフの皆さん、ご準備等いろいろありがとうございました。

 

■2015年11月24日(火)14:00~15:00

   おなじみになりました「あい愛大府」様へお邪魔しました。どこの施設でも最近は50インチ以上の大型液晶テレビを設置されていますが、少し古いタイプのものだと、HDMI端子がついていないようです。これがついているとPCから表示できます。以前作った「青葉の笛」の電子紙芝居が出来るわけです。ここの施設のTVはこの端子が付いていました。

 最初に2曲「青い山脈」「川の流れのように」を演奏し、続いてこの「青葉の笛」を上演しました。中には子供の頃に習った記憶が有り口ずさんでくれたおばあちゃんもいました。この曲は明治39年の作曲で、戦前の小学校では音楽の教科書に載っていたそうです。この他、「古城」「東京ラプソディ」「アメージンググレイス」「冬景色」などを演奏しました。最後にはいつものように「ふるさと」を皆で大きな声で歌いました。少し時間があったので、ご希望の「北国の春」を演奏して終わりました。いつも手前に座っている三人娘の元気な笑い声が印象的でしたね。

 次回は2月に予約をしまして施設を後にしました。伴様はじめお世話いただいたスタッフの皆様ありがとうございました。


■2015年11月21日(土)15:30、18:30

   秋も随分と深まって、紅葉シーズン真っ盛りというところです。名古屋の東山植物園でも昨日からライトアップが始まりました。私の所属している【心音舎】がこのライトアップした池の前でコンサートを開くことになり、私も参加させてもらいました。実は心音舎としての出演は3年連続なのですが、一度こういった雰囲気の中で演奏してみたいと思っていたので、今年初めて吹かせていただきました。

 ステージは15:30(昼)と18:30(夜)の2回。特に夜の部はライトアップされ、鏡のような湖面(池面)に逆さモミジが映り、幻想的な雰囲気の中でのコンサートとなりました。私の演奏した曲目は、独奏で「汐吹雪」「誰もいない海」と、合奏で「里の秋」「赤とんぼ」「小さい秋みつけた」「花は咲く」「祇園小唄」などでした。また、熱田カルチャーの生徒さんとは「月の沙漠」を合奏しました。

 この季節としては暖かい方で、大勢の人出があり、沢山の方に聴いていただきました。

 

■2015年11月11日(水)14:00~15:10

   大府市にある「くるみデイサービス」様にお邪魔しました。今回が3度目です。10曲ほど選んで演奏いたしましたが、どういうわけか「花」に関係する曲が、たまたまですが多かったようです。「津軽海峡冬景色」「この世の花」「あざみの唄」「冬景色」「荒城の月」「北国の春」「東京ラプソディー」「川の流れのように」「涙そうそう」「ふるさと」です。先回から始めたのですが、曲の中に花が出てくることが多いので、その花の写真を印刷してお見せするようにしました。今回は「こぶし」「山吹」(北国の春)、「あざみ」(あざみの唄)を紹介しました。さて、「この世の花」はどんな花でしょうね。

 最後に、アナ雪の「ありのままで」を演奏して終わりました。次回は2月を予定しました。スタッフの女性から「次回ありのままでを一緒に歌いたいわ」とラブコールがあり、私の方も楽しみです。NHK朝ドラの「あさがきた」のリクエストもあり、盛り上がりそうですね。

 今回も山下代表、そしてスタッフのみなさんご準備大変ありがとうございました。

 

■2015年10月13日(火)14:00~15:10

   大府市にある「あいこでしょ」様に2回目の訪問です。3ヶ月ほど前だったのに覚えていてくださった利用者さんも何人かいらっしゃいました。部屋へ入った途端なんだかあったかい雰囲気を感じ、演奏もリラックスした気持ちでできました。

 演奏曲目は「南国土佐を後にして」「別れの一本杉」「おんな船頭唄」「朧月夜」「夕焼け小焼け」「北国の春」「旅の夜風」「かえり船」「あざみの唄」「荒城の月」「涙そうそう」です。今回「あざみの唄」を調べていって紹介しましたが、あざみが花であることもよく知らず、勿論その花の色や形も分からず、自分自身の勉強にもなりました。写真を印刷していって見せましたが、さすがに女性の方はご存知の方多かったですね。

 終了後、「さあ、今から誕生会をやりますよ!」と言うので、「私も昨日誕生日だったんですよ」と話したら、「一緒に加わりませんか?」と誘われ、しっかり抹茶とお饅頭を頂いてしまいました。おまけにご覧のような写真まで撮っていただき、すっかり若返った気分でした。なぜかというと、生まれた年は昭和○○年です、と言ったら「わ~、若い」と利用者さんから言われ、喜んでいいのか?妙な気分でした。そんなこんなで一緒に楽しい時間を過ごさせていただきました。

 新美代表、そしてスタッフの皆さん大変ありがとうございました。次回は年明け1月の訪問をお約束させていただきました。


■2015年9月28日(月)14:10~15:00

   大府市の「大府の郷」様へ3度目の訪問です。大変立派なホールがあり、今回も演奏して、素晴らしい響きを実感しました。演奏曲目は「瀬戸の花嫁」「勘太郎月夜」「リンゴの唄」「旅愁」「里の秋」「月の沙漠」「涙そうそう」「いつでも夢を」「見上げてごらん夜の星を」「高校三年生」です。

 少し勉強しましょう、ということで月の砂漠の「砂漠」の文字について解説しました。もちろんWikipediaからのにわか勉強ですが。写真には「砂漠」としか書いてありませんが、実は「沙漠」なのですと。「勉強になりましたか?」「は~い、勉強になりました」と大きな声が返ってきました。演奏の合間にこういった話を挟むのもいいようですね。

 今回もスタッフの皆さんに大変お世話になり感謝致します。

 

■2015年9月19日(土)14:00~14:40

   豊橋市にある介護老人保険施設「みのり」様へ伺いました。ここに篠笛を習っている仲間の人のお母様が入所されていて、一緒にボランティアを、と誘われて行ってきました。場所は豊川ICから国道151号線を豊橋市内方面へ15分ほど行った所にありました。ホールはゆったりとして、とても落ち着いた雰囲気が感じられました。

 演奏曲目は、「鞠と殿様」「リンゴの唄」「真っ赤な秋」「里の秋」「祇園小唄」「川の流れのように」などです。祇園小唄では仲間の女性が踊りを披露してくれました。入所されているそのお母様はリンゴの唄が大好きだったようで、一番前で涙ぐみながら聴いてくれました。きっと娘さんの親孝行が嬉しかったんでしょうね。

 いつものボランティアは私一人でやることが多いですが、たまにはこうした大勢で、しかも和服姿でやるのもいいものですね(私一人洋装でしたが)。

 みのりのスタッフの皆様大変ありがとうございました。そして、誘ってくれた仲間にも感謝です。


■2015年9月7日(月)14:00~15:00

   大府市の「あい愛大府」様へ4度目の訪問です。利用者様に「篠笛覚えている人?」と尋ねると、6~7人ほど手が挙がり、嬉しい限りです。

 前もって10曲のリクエストを頂いており、順に演奏いたしました。「青い山脈」「里の秋」「七つの子」「勘太郎月夜」「黒田節」「笛吹童子幻想曲」「もみじ」「旅の夜風」「竹田の子守唄」「東京のバスガール」です。途中、黒田節では、「トン~タンタン」と太鼓をスタッフの方に見本で叩いてもらい、続いて女性の利用者さんに、そして男性の利用者さんに叩いてもらいました。スタッフの方に手を添えていただいて叩いているうちに二人共上手に叩けるようになりましたね。拍手拍手!

 最後に、アンコールとして「瀬戸の花嫁」を演奏いたしました。いろいろご準備いただいたスタッフの皆さん大変ありがとうございました。次回は11月をお約束して終わりました。


■2015年8月21日(金)14:00~15:00

   大府市の「くるみデイサービス」様へ4月にお邪魔して以来、2度目の訪問です。前もって演奏する曲目は決めておいて、歌詞カードがあるものはご準備いただきました。今回はビッグゲストとして篠笛や祭り笛を吹かれる、この施設の山下代表に出演をお願いしました。曲目は「竹田の子守唄」で篠笛二重奏として演奏いたしました。写真はその時の様子です。施設の代表が出演とあってヤンヤの喝采でした。前もってリハーサルの時間をとったわけでもなく、直前に一回合わせたのみで、ぶっつけ本番。それにしてはまあまあの出来でしたね。

 演奏した曲目は順番に「夏の思い出」「潮来花嫁さん」「あの丘越えて」「影を慕いて」「竹田の子守唄」「美しき天然」「祇園小唄」「高校三年生」「古城」「ふるさと」です。最後にアンコールを頂いたので「花は咲く」を演奏いたしました。

 代表の山下さん、スタッフの皆さん大変ありがとうございました。次回は11月にお邪魔致します。

 

■2015年8月3日(月)13:45~14:50

   知多市のキューオーエル(QOL)様へ6月に続いて訪問いたしました。曲目は前回とダブらないように洋楽も入れてみました。「夏の思い出」「コンドルは飛んでいく」「南国土佐を後にして」「踊子」「美しき天然」「東京のバスガール」「影を慕いて」「涙そうそう」「荒城の月」「アメージング・グレイス」「花は咲く」の順に演奏いたしました。

 利用者さんの座るテーブルは何となく男女分かれていて、今回は男性陣の声のほうが活発でしたね。曲名や歌手名をどんどん当ててくれた方がいらっしゃいました。また、「東京のバスガールのバスは何というバスですか?」と訊いたら「新日本観光バスや」(はっきり記憶していませんが)と答えた方がいて、「えっ」と思いましたが、どうもハトバスの前身名のようで、詳しい方もいらっしゃるものですね。

 こうやってお互いコミニュケーションを取りながら、あっという間に一時間が過ぎてしまいました。今回も密に連絡をとっていただいた小島様、当日いろいろお世話いただいた加藤様、大変ありがとうございました。

 

■2015年7月28日(火)14:00~15:10

   知多市にあります「エルスリー知多」様にお邪魔いたしました。昔は山あいだったところですが、今ではスーパーや珈琲店や新興住宅が立ち並ぶ町並みの中にありました。エルスリーは全国チェーンでたくさんの施設を運営されています。デイサービスではなく、この施設に入所されている方ばかりで、小規模を基本としているため聴いていただいた利用者さんも12名ほどでした。たまたま私のやっている祭囃子に所属しているお嬢ちゃんのお母様から紹介をいただいて、ボランティア演奏をさせていただくことになりました。

 曲目は「笛吹童子幻想曲」「南国土佐を後にして」「いつでも夢を」「北国の春」「津軽海峡冬景色」「高校三年生」「月の砂漠」「七つの子」「美しき天然」「ふるさと」を演奏しました。美しき天然では唯一の男性の方に太鼓を叩いてもらいました。いろんな施設で太鼓を叩いてもらうのですが、思うように叩くのはむつかしいようです。この男性は適確に3拍子を叩き喝采でしたね。私も◎をつけましょう。

 お若いスタッフも何人かみえたので、「let it go」をプレゼント。最後に「川の流れのように」を演奏して終了しました。

 大変アットホームな感じの施設で、私も楽しく演奏できました。ホーム長の山本様、いろいろ連絡をとっていただいた志津様、その他準備等お世話いただきましたスタッフの皆様ありがとうございました。


■2015年7月9日(木)14:00~15:10

   大府市のネットワーク大府、通称「あいこでしょ」様へ初めての訪問をいたしました。デイサービス利用者様は25名程で、表情豊かで元気そうな方が多いように見受けられました。大型テレビとカラオケセットがあり、到着したときは歌がかかっており、とても賑やかでした。

 レパートリー表から希望曲を選んでいただいており、順番に演奏いたしました。初めての訪問でしたので、いつものように「笛吹童子幻想曲」から始め、「浜辺の歌」「越後獅子の唄」「潮来花嫁さん」「哀愁列車」「丘を越えて」「勘太郎月夜」「千曲川」「津軽海峡冬景色」「月の砂漠」を演奏しました。皆さん歌詞カードを見ながらたいへん大きな声で歌ってくれましたので、途中休憩で「影を慕いて」を聴いていただきました。最後に「アナ雪Let it go」そしてアンコールをいただき「川の流れのように」を演奏して終わりました。曲の説明の時、「この歌は誰が歌ってたかな?」と問いかけると、かなりの方が正解をおっしゃいましたね。終わってからも、なかなか席を立たない方がいて「余韻に浸っていたいの」とおっしゃっており、篠笛の音色に満足していただけたと思うと、私の方も嬉しくなります。

 かなり早い時期から連絡をいただいていた森様、新美代表様、そしてご準備いただいたスタッフの皆様大変ありがとうございました。10月の再訪をお約束して施設を後にしました。


■2015年6月29日(月)14:10~15:00

   大府市の「大府の郷」様へ2度目の訪問です。今回は新しい試みをやらせていただくことにしました。「青葉の笛」をプロジェクターで紙芝居風にお見せするものです。実はこのコンテンツは一年ほど前にパワーポイントで作ってあったのですが、プロジェクターで写せる施設が中々なかったのでそのままになっていました。ここの施設は映画も上映できるほどの立派なホールが有り、理想的でした。

 初めに、「城ヶ島の雨」「夏の思い出」を演奏し、その後「青葉の笛」の物語を行いました。私の聞き取りにくいナレーションで、わかりにくかったかもしれませんが、最後はこの曲を演奏して終わりました。平敦盛の壮絶な最期を描いた平家物語の一幕で、歌舞伎や文楽、琵琶の弾き語りなどでよく知られた古典の名作です。

 この後は、美空ひばりの命日が6月24日であることにちなんで、「あの丘越えて」「影を慕いて」「川の流れのように」の3曲を演奏いたしました。「川の・・・」は暗譜できているので、客席に回って演奏しました。演奏しながら利用者さんと目が合うと、皆さん笑顔で返してくれましたね。そして「祇園小唄」「ふるさと」を皆さんで歌いながら演奏いたしました。いろいろご準備いただいたスタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

■2015年6月21日(日)11:00、13:00

   ボランティア演奏ではありませんが、由緒ある建物で演奏する機会がありましたのでご紹介します。

 それは名古屋市の地下鉄覚王山駅から少し北へ行ったところ(日泰寺の近く)にあります揚輝荘です。松坂屋の初代社長である15代伊藤次郎左衛門祐民の別荘として大正から昭和初期にかけて建てられたものです。北館と南館に分かれていて、演奏したホールは南館にあります聴松閣の中にあります。ホールといってもこじんまりとしたもので、客席は30~40人ほどでいっぱいになります。歴史を感じさせる大変素敵なホールです。

 ここで篠笛奏者の先生とそのお弟子さんとでいろんな曲を演奏いたしました。「童謡メロデー」「祇園小唄」「花は咲く」「川の流れのように」など。「笛吹童子幻想曲」は舞台袖で吹き始め舞台に向かってゆっくり吹きながら歩く、という演出をいたしました。時代劇のイメージですかね。

 大変な雨の中、客席いっぱいのお客様にお聴きいただき、貴重な経験をさせていただきました。

 揚輝荘の詳細は以下をご覧下さい。

   http://www.yokiso.jp/


■2015年6月18日(木)14:00~15:00

   大府市の「あい愛大府」様へ3度目の訪問です。「私の篠笛を覚えていらっしゃる方みえますか?」と尋ねたところ、二人ほど手を挙げられましたが、記憶が曖昧な方もみえるので実際はもっといるかもしれませんね。デイサービスは曜日によって参加される方が入れ替わるので、当方としては出来るだけ違った曜日を選ぶようにしています。

 さて、今回は10曲を選んでいただいて順に演奏いたしました。「いつでも夢を」「東京のバスガール」「青い山脈」「ふるさと」「祇園小唄」「瀬戸の花嫁」「丘を越えて」「浜辺の歌」「黒田節」「高校三年生」です。いつものように大きな声で元気よく歌ってくれました。スタッフの皆さんいろいろとご準備ありがとうございました。次回は9月をお約束させていただきました。


■2015年6月4日(木)13:45~14:45

   ちょうど2年前、篠笛演奏ボランティアを始めて間もない頃お邪魔しました知多市にあるQOL様に再び伺いました。熱心なお誘いをいただき、ありがたい気持ちでいっぱいでした。

 広いスペースでデイサービスやリハビリなどしていて、客席に座っていた20名程の利用者さん以外の方もうるさいくらいに聞こえたのではないかと思いました。曲目は前もって決めさせていただき歌詞カードも作ってもらえたので、スムーズに進められたのではないでしょうか。曲目は「七つの子」「瀬戸の花嫁」「上を向いて歩こう」「北国の春」「哀愁列車」「月の沙漠」「リンゴの唄」「高校三年生」「川の流れのように」「ふるさと」そしてスタッフの皆さんにも内緒にしていたサプライズ「Let it go」と、11曲を演奏いたしました。最近は曲のエピソード等をネットで調べて紹介しており、それも利用者さんに楽しんでいただけるのでは、と思っております。例えば

 ・「七つの子」の七つは「七歳」なのか、「七羽」なのか?

 ・「月の砂漠」の「砂」は本当は「沙」なのですよ

とか。

 あっという間に一時間が過ぎました。何度もメールで連絡いただきました小島様をはじめ、多くのスタッフの皆様大変ありがとうございました。8月に再訪をお約束して施設を後にしました。


■2015年4月21日(火)14:00-15:00

   大府市にある「デイサービスくるみ」様に初めてお邪魔しました。大府市役所や大府郵便局の近くで、大通りから少し入った閑静な住宅地の中にありました。利用者さんは30名程で、演奏中は椅子を並べて正面を向いて熱心に聴いてくれました。演奏曲目は「笛吹童子幻想曲」「青い山脈」「東京のバスガール」「南国土佐を後にして」「リンゴの唄」などと、童謡を4曲ほど演奏しました。以前ほかの施設で一緒に吹いてくれた竹内さんにも参加していただき、「月の砂漠」「朧月夜」を演奏してもらいました。みなさんとっても笑顔で一生懸命聴いてくれましたが、なかでも曲が始まるとすぐに手拍子をしてくれたおばあちゃんが印象的でした。終わりに「花は咲く」を演奏し、「ふるさと」をみんなで合唱して終わりました。さすがに「ふるさと」はみなさん歌詞を記憶していて大きな声で歌ってくれましたね。

 介護支援員の山下さんは大府の祭りばやしで子供たちに笛を教えていらっしゃって、篠笛も吹かれるそうなので、次回お邪魔するときは何か篠笛二重奏でも出来るといいな、とお話させていただきました。山下さん、そしてスタッフのみなさんいろいろとありがとうございました。


■2015年4月15日(水)

   最近は2~3ヶ月に一度の割合で定期的にお邪魔している東海市の「ふれ愛」様にやってきました。デイサービスは曜日によって参加される利用者様が変わるので何とも言えませんが、「私を見覚えのある人?」と訊いたら、3人くらいは手を挙げてくれましたね。ここは私にとっても一番回数が多い施設です。

 今回も一週間ほど前にレパートリー表をお渡しして、希望曲に丸をつけてFAXしてもらっています。ですのでこちらも準備しやすいし、施設側でも歌詞カードなど用意できるというメリットがあります。リクエスト以外では、春になって暖かくなってきたので曲も「朧月夜」など、春らしい曲を選んでみました。また、懐メロも数曲演奏しましたが、左の隅に座って聴いていたお婆ちゃんが、昔を思い出したのか「涙が出てきた」と言っていました。音楽はその時代にタイムスリップさせてくれますね。

 いつものようにご準備いただいたスタッフの皆様ありがとうございました。


 

■2015年3月31日(火)

   特に関係ありませんが、平成26年度末の今日、大府市にある特別養護老人施設「大府の郷」様に初めてお邪魔しました。

写真からもお分かりのように、立派な舞台があり、普段よりも緊張してしまいそうです。初めてですので、いつものように「笛吹童子幻想曲」からはじめ、「涙そうそう」「夕焼け小焼け」「青い山脈」などリクエストいただいていた曲や、「南国土佐を後にして」「北国の春」「川の流れのように」、そして「ねぶた囃子」では利用者様2名に太鼓を叩いてもらい、ちょっと難しかったけれども大いに盛り上がりました。今度来るときはもう少し易しいリズムの曲を用意しますね。

 おしゃべりを所々入れようと、「北国の春の北国ってどこでしょうか?」「やっぱり東北でねえの」「いや、実は作詞したいではくさんは長野県のある村だとインタビューに答えているそうですよ」「へぇ~、長野も雪降るしな~」など、皆さんとのやりとりは実に楽しいですね。その他、「竹田の子守唄」「早春賦」を演奏し、最後に皆さんで「ふるさと」を大声で合唱し終わりました。全部で40名ほどの方に聴いていただきました。

 いろいろ準備をしていただきましたスタッフの皆さん、そして私のボランティアを快く受けていただきました新美様、ありがとうございました。

 

■2015年3月17日(火)

   大府市の「あい愛大府」様に2回目の訪問いたしました。今回もリクエストをいただいていたので、準備して備えることができました。出来るだけ曲目の解説を入れようと、ネットで調べました。「北国の春」の北国とは、ほとんどの人が千昌夫さんが歌っていることから東北だと思っているでしょうが、作詞した、いではくさんは、長野県南牧村だと語っていたそうです。また、日本のいろんな施設で「北国の春体操」が行われていると書いてありましたが、あい愛大府さんへ着いたとき、まさにこの体操をされていました。ボランティアをしていていろいろ勉強になりますね。

 演奏曲目は「青い山脈」「北国の春」「高校三年生」「川の流れのように」「古城」「朧月夜」「花」「コンドルは飛んでいく」「涙そうそう」などです。「美しき天然」は3拍子なので、ドン・タン・タンと太鼓を叩いてもらい、楽しく演奏いたしました。また6月に再訪をお約束して終わりました。いろいろご準備を頂いたスタッフの皆さん、ありがとうございました。


■2015年1月30日(金)

   活動範囲を知多市・東海市から近隣の市町へ広げていきたいと思っていたところ、刈谷市の社会福祉協議会様へお邪魔する機会を得ました。デイサービスではなく、元気なお年寄りのサロンといったところでしょうか。全員が女性で、「篠笛って、どんな笛かしら、縦笛か、横笛か、楽しみだわ」と、早くから楽しみにしていて下さり、ありがたい限りです。

 写真のように一見会議でも始めるような座り方で、熱心な人は説明を聞いてメモしたりができるようにとの配慮の現れでしょうか。

 私の演奏は、いつものように「笛吹童子幻想曲」から始まって、「赤い靴」そして「ねぶたばやし」ではタイコに挑戦、その後懐メロ「青い山脈」「北国の春」「高校三年生」「川の流れのように」「見上げてごらん夜の星を」を続けて演奏し、皆さんで合唱しました。童謡は「夕焼け小焼け」「美しき天然」「平城山」「早春賦」などを演奏しました。「美しき天然はどんな曲?」と訊くと、すかさず「サーカスの曲」と返ってきました。この曲は3拍子で、タイコを叩いてもらって大いに盛り上がりました。

 時間が過ぎるのは早いもので、一時間を過ぎていましたが、「花は咲く」と職員の方の希望で「let it goありのままで」を吹きました。最後にみんなで「ふるさと」を歌って終わりました。いろいろ連絡を取り合ってくださった小久保様も途中から参加いただき、終わってから篠笛にチャレンジされましたが、なかなか音が出なくて悪戦苦闘でしたが、かすかに音が出たときはおばあちゃま方から拍手喝采でしたね。

 最初からお付き合い頂きました所長様、そして小久保様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。


■2015年1月26日(月)

   ある方のご紹介で大府市にある「あい愛おおぶ」様に初めておじゃましました。ここはJAの運営する施設です。毎日40名ほどがデイサービスに訪れ大変忙しく、活気のある雰囲気を感じました。初めてなので、いつものように「笛吹童子幻想曲」や「ねぶた囃子」をやりましたが、前もってリクエストを頂いていたので、それを吹かせていただきました。「青い山脈」「いつでも夢を」「東京のバスガール」「かえり船」「冬景色」などを利用者の皆さんと一緒に歌い、その後「アメージンググレイス」「コンドルは飛んでいく」などを聴いていただきました。そして「Let it goありのままで」を演奏し、最後にみんなで「ふるさと」を大合唱しました。大変楽しい一時間を一緒に過ごさせていただきました。早くから連絡を戴いた伴様はじめ施設長様やスタッフの皆様に感謝申し上げます。3月にも再訪の予約をさせていただきました。


■2015年1月9日(金)

   東海市の「ふれ愛」様におじゃましました。正月にふさわしい曲をと思い、宮城道雄作曲の「春の海」を冒頭に吹かせてもらいました。また、途中ですが、「黒田節」を太鼓のバックで演奏いたしました。そしていつものように懐メロ「青い山脈」「おんな船頭唄」「あの丘越えて」「この世の花」「上を向いて歩こう」の5曲を一緒に歌いながら演奏いたしました。

 そして、今回は日長にお住まいの竹内さんにも篠笛で参加してもらいました。「月の砂漠」「冬の夜」と、童謡を2曲演奏していただきました。私も続いて「早春賦」を吹かせてもらいました。1月に入ると何となく「春」を感じますね。

 利用者さんには?でしょうが、お若い職員さんもいらっしゃるので、「Let it go」を演奏いたしました。小中学生のお子さんをお持ちのお母さん方には気に入ってもらえたかな?

 最後に、すぐ近くに八幡神社があるので、奉納演奏を兼ねて「越天楽」を無伴奏で捧げました。

 いつものようにご準備いただいた荒川様、スタッフの皆様に感謝致します。


■2014年12月21日(日)

   大府市にある「大府キリスト教会」様の礼拝で篠笛を吹かせていただけることになり、おじゃまいたしました。牧師様は田村様と言いまして、ひょんなことからお知り合いになり、是非日曜日の礼拝の時、みんなで賛美歌を歌うので、篠笛を聞かせて欲しい、ということになりました。田村様は美声の持ち主で、賛美歌はもちろん、カラオケで演歌も歌われるそうです。お子様も含めて家族皆さんが何か楽器を演奏され、まさに音楽一家ですね。そういったことで、私の篠笛にも大変興味をもっていただけたものと思います。

 普段は懐メロばかりですが、教会で「チャンチキおけさ」や「青い山脈」をやるわけにはいかず、「きよしこの夜」「アメイジング・グレイス」「荒城の月」の3曲を演奏させていただきました。きよしこの夜は田村様のお嬢様にピアノ伴奏していただき、大変気持ちよく吹くことができました。荒城の月は「えっ?」と思われる方がいると思いますが、実はベルギーで賛美歌として歌われていることを知り、取り上げた次第です。

 礼拝終了後、ピザパーティーにもお誘いをいただき、家内共々楽しい時を過ごさせていただきました。何かもう1曲をというリクエストに応えて、お若い方も何人かいらっしゃったので、「Let it goありのままで」を演奏いたしました。先週も子ども会でこの曲を演奏しましたが、篠笛の特徴がよく出せる曲のような気がします。結構皆さん気に入ってくれたようで大変嬉しく思いました。

 田村様御夫妻、お嬢様、ご参加いただきました皆様、いろいろとありがとうございました。

 

■2014年12月13日(土)

   地元(知多市八幡中小根)の子供会の「クリスマス会」で篠笛を吹かせてもらいました。普段は老人施設ばかりですが、将来大人になる子供たちにも日本の伝統楽器を知ってもらいたいと、子ども会世話人の方にお願いしました。お願いしたのはいいが、いつもの懐メロをやるわけにはいかず、ネットで今の小学生が学校で習う曲を調べてみました。すると、童謡や唱歌ばかりではなく、比較的最近の曲も教科書に載っていて、人気だと知りました。そこで、ほぼ一番人気の「翼をください」を選びました。その他、いまホットな「Let it go」いわゆるレリゴー、あのアナ雪のテーマソング、日本名で「ありのままで」を吹こうと決めました。さすがほとんどの小学生はもちろん、彼らのお母様方も知っていましたね。私は今年の流行語に選ばれたことくらいしか知らなくて、全くゼロから曲を覚えて、楽譜を起こして準備しました。「今時の歌はわけがわからん」と思っていましたが、意外やはまってしまいました。名曲です。世界中で大ヒットした理由がよくわかりました。あと、「花は咲く」を演奏しました。学校でもよく歌うのか、みんなよく歌っていました。最後に一緒にお囃子を練習している子供達と祭囃子を演奏しました。

 果たして子供たちはどんな印象を持ってくれたでしょうか? 少しでも興味を持った子がいつか篠笛をやってみたいとチャレンジしてくれることを期待して。

 

■2014年11月28日(金)

   東海福寿園の音楽祭に今年もエントリーして施設長のエレクトーンと合奏をいたしました。大勢が入れるホールがあって、大変響きがよく気持ちよく吹くことができました。曲目は「南国土佐を後にして」と「見上げてごらん夜の星を」の2曲です。南国土佐はみなさんよく知って見えて、大きな声を出して皆さん歌ってくれました。出し物は利用者さん大勢で童謡や懐メロを歌ったり、職員による「妖怪体操」や若者のバンド演奏など、10チームの出演で、楽しい2時間があっと言う間に過ぎて行きました。写真は施設に入所しているおじいちゃん、おばあちゃんたちのコーラスです。揃いの半纏がかわいいですね。


■2014年11月14日(金)

   先々月に続いてまた知多苑様におじゃましました。今回は私一人での出演です。前もってレパートリー表をお渡ししてあったので、7~8曲を選んでおいてもらいました。演奏を聞いていただくだけではなく、曲にまつわる内容を少しお話しようと思って前もってwikipediaで調べて準備いたしました。「東京のバスガールはどんなバスですか?」「はとバスのガイドさんは必ず2曲歌うそうですが、東京のバスガールと、あと1曲は何でしょうか?」とか、「荒城の月はどこのお城ですか?」とか、クイズ形式で利用者さんとコミニュケーションをとるようにしました。場が和んで良かったと思います。

 今回演奏した曲は「もみじ」「瀬戸の花嫁」「青い山脈」「いつでも夢を」「東京のバスガール」「コンドルは飛んでいく」「高校三年生」「荒城の月」の8曲です。終わってから二人の利用者さんから声をかけられました。「私は東京出身なんです。東京のバスガールが懐かしかった」「荒城の月が心に染みました」。ボランティアをやってて良かった、と感じた瞬間でした。ご準備いただいたスタッフの皆様ありがとうございました。